こんにちは、Meiです。今回はアメリカでのレンタカーの借り方について、特に初めての方や慣れていない方でも安心して借りられるように、詳しく説明していきます。日本とアメリカでは手順や注意点が異なるので、事前に知っておくとスムーズです。
1. レンタカー会社を選ぶ
アメリカには多くの大手レンタカー会社があります。以下にいくつかの代表的な会社とその特徴を挙げます。
– **Hertz (ハーツ)**: 世界中に広がるネットワークがあり、空港などアクセスが便利な場所に多くの店舗があります。ポイントプログラムやメンバーシップでの割引が充実しているため、頻繁に利用する方におすすめです。
– **Enterprise (エンタープライズ)**: 価格が比較的リーズナブルで、企業契約やディスカウントが利用できる点が魅力です。また、地域密着型のサービスを提供しており、空港だけでなく、都市部や郊外にも多くの拠点があります。
– **National (ナショナル)**: ビジネスユーザーに人気があり、エグゼクティブレベルのメンバーシップでの特典が豊富です。予約なしでも好きな車を選べる「エグゼクティブエリア」などのサービスが特徴です。
2. 各社のHPやアプリから予約する
レンタカーを予約する際は、各社の公式ウェブサイトや専用アプリを利用します。以下に、一般的な予約手順を紹介します。
1. **ウェブサイトまたはアプリにアクセス**: まずは各レンタカー会社のウェブサイトやアプリにアクセスし、トップページにある「予約」ボタンをクリックします。
2. **ピックアップと返却の場所・日時を入力**: ピックアップする場所と日時、返却する場所と日時を入力します。空港を利用する場合は、空港コード(例: ORD)を入力するだけで特定の空港を選べます。
3. **車種を選ぶ**: コンパクトカーからSUV、ミニバンまで、様々な車種が表示されるので、利用目的や予算に合った車を選びます。
4. **オプションを追加**: カーナビやチャイルドシート、追加保険などのオプションが必要な場合はここで追加できます。また、ドライバーを追加したい場合もこのステップで登録可能です。
5. **個人情報と支払い情報を入力**: 氏名、住所、連絡先を入力し、支払い方法を選択します。多くの場合、クレジットカードが必要です。
6. **予約内容を確認して確定**: 最後に、予約内容を確認し、「予約確定」ボタンをクリックすれば完了です。予約確認メールが送信されますので、忘れずに確認しましょう。
3. Enterpriseの場合
私は、会社で登録しているディスカウントの都合上、Enterpriseを利用することが多いです。以下に、Enterpriseでの具体的なレンタカー借用手順を紹介します。
1. **予約確認とカウンターでの手続き**: 予約が確定していることを確認し、レンタカー会社のカウンターに向かいます。ここで、IDの提示を求められます。私は米国内の運転免許証を使用していますが、日本から借りる方はパスポートと国際免許証、そして日本の免許証を提示しましょう。「Can I see your ID?」と聞かれたら、このセットを提示すればOKです。
2. **クレジットカードを提示**: 支払い用のクレジットカードを提示し、予約内容を確認します。その後、手続きを済ませたら、レンタカーが保管されているパーキングに案内されます。
3. **車を選ぶ**: パーキングで係の人について行くと、予約している車のクラスに応じて、どの車を選びたいか聞かれます。好みの車を選びましょう。
4. 乗車
乗車前に車の傷の事前確認がある場合もありますが、無い時もあります。これは係の人の判断次第です。車内での喫煙やペットの同乗についての同意書にサインし、鍵が車内にあることを確認します。そして実際に車に乗り込みます。
駐車場から出る際は、借りた時のバウチャーと免許証を駐車場の出口で見せるとゲートが開きます。これで、アメリカの広大な道路に出発です!
5. 注意点
アメリカでは左ハンドル、右側通行です。日本とは逆なので、最初は戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れるでしょう。また、多くのパーキングは前方駐車が主流です。日本の感覚でバックで駐車しようとすると、後ろからクラクションを鳴らされることがあるので注意しましょう。
クラクションをよく耳にするかもしれませんが、アメリカではそれが怒りの表現というわけではなく、運転者同士のコミュニケーション手段として使われます。ナビゲーションシステムがない車もありますが、ほとんどの車にはApple CarPlayが搭載されているため、スマートフォンを接続すればApple Mapsが利用可能です。
6. 返却時
レンタカーの返却は、借りた時と同じパーキングロットに行います。レンタカー会社によって返却場所が異なるので、自分が借りた会社の返却場所を事前に確認しておくと良いでしょう。降車する際は、忘れ物がないか確認し、ガソリンを満タンにするか、チャージオプションを選択した場合はそのまま返却します。
降車後に係の人から「特に問題なかったか?」と聞かれるので、「Thank you」と笑顔で応じれば完了です。領収書は、登録したメールアドレスに送るか、プリントアウトするかを聞かれます。多くの方がメールでの受け取りを選択すると思いますが、必要に応じてプリントアウトしてもらうことも可能です。
アメリカでは、多くの手続きがアプリやメールで行われるため、慣れると非常に便利です。安全運転を心掛け、快適なドライブを楽しんでください!